高校教員を辞めてイギリス大学院へ|卒業後、ロンドンで働くことを決めた話

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はじめに

前回の記事では、修士論文の提出と大学院修了について書きました。

15,000ワードの修士論文を無事に提出し、大学院修了の目処も立ちました。

しかし、安心したのも束の間。

次に私を待っていたのは「卒業後どうするのか」という大きな問題でした。

日本へ帰国するのか。

それともイギリスに残るのか。

今回は、大学院卒業後の進路に悩みながら、最終的にロンドンで就職することになった経緯について書いていきたいと思います。

イギリスに残るか、日本へ帰るか

大学院生活も終盤に差しかかり、卒業後の進路について考えることが増えていました。

私自身も毎日のように将来について考えていました。

当時の選択肢は大きく分けると2つ。

  • 日本へ帰国する
  • イギリスに残る

私はどちらかと言えば、イギリスに残りたい気持ちの方が強かったと思います。

もちろん大変なこともたくさんありました。

英語の壁。

家探し。

文化の違い。

生活習慣の違い。

何度も心が折れそうになりました。

それでも、日本では経験できない刺激にあふれた毎日でした。

新しい人との出会い。

異なる価値観との出会い。

毎日のように成長を実感できる環境。

そういったものに大きな魅力を感じていました。

一方で、妻は日本に帰りたい気持ちが強かったように思います。

慣れない海外生活。

言語の壁。

生活の不便さ。

イギリスでの生活は決して楽なものではありませんでした。

そのため、夫婦の間でも何度も今後について話し合いを重ねていました。

最終的には、「せっかくここまで来たんだから、やれるところまで挑戦してみよう」と妻も私の背中を押してくれ、共にイギリスに残る決意を固めました。

私のビザの問題

進路を考える上で大きな壁となったのがビザでした。

以前の記事でも少し触れましたが、私が持っていたStudent Visa(当時のTier4ビザ)には制限がありました。

私はサッカーコーチとして働くことに興味がありましたが、このビザではスポーツパーソンとしての活動に制限がありました。

せっかく現地で指導経験を積み、イギリスのサッカー環境にも魅力を感じていましたが、ビザの問題によって簡単には進めない状況でした。

そこで改めて、

「イギリスでフルタイムで働くにはどうすれば良いのか」

ということを真剣に調べ始めました。

イギリスでフルタイムで働く方法

当時の私が考えていた方法は大きく4つありました。

日本企業から駐在員として派遣される

まず一つ目は、日本企業に勤めた上で海外駐在としてイギリスへ派遣される方法です。

イギリスには、日本企業から駐在員として派遣されて働いている日本人が数多くいます。

これは非常に安定した方法ですが、当時すでにイギリスにいた私にとっては現実的ではありませんでした。

日本へ帰国し、日本企業へ就職し、その後イギリスへ派遣される必要があります。

そのため、この選択肢は早い段階で除外しました。

イギリスにある日系企業へ就職する

最終的に私が選んだのがこの方法です。

日系企業であれば日本語を活かせるケースも多く、日本人を採用したいニーズもあります。

実際にイギリスで長く働いている日本人の方の中にも、このルートを選んでいる方は少なくありません。

ただし、現地の日系企業は比較的小規模な会社も多く、ベンチャー企業のような環境であることも珍しくありません。

私が働くことになった会社も設立して間もない会社でした。

そのため、業務範囲は広く、人の入れ替わりも比較的激しかった印象があります。

しかし、私にとってはそれが大きな成長の機会になりました。

イギリス現地企業へ直接就職する

こちらも真剣に考えていた選択肢でした。

しかし、実際にはかなり難易度が高い方法です。

なぜなら、卒業後のビザが終了した後もイギリスに残るためには、勤務先が就労ビザをスポンサーしてくれる必要があるからです。

企業側にとっては大きな費用負担になるため、

「なぜ現地人ではなくあなたを雇う必要があるのか」

を証明しなければなりません。

そのため、かなり高い専門性や強みが求められます。

一方で、日本語話者を募集している企業などは比較的チャンスがあるとも感じていました。

実際に私もいくつか求人を探していましたが、最終的には別の道を選ぶことになりました。

イギリスで起業する

実は起業も少し考えていました。

当時のイギリスには、優秀な人材を国内に留めるための起業支援制度がありました。

大学がスポンサーになってくれたり、起業ビザ取得のサポートをしてくれたりと、日本と比べても挑戦しやすい環境だったと思います。

ただし、定期的な審査があり、収益など一定の条件を満たせなければビザが取り消される可能性もありました。

また、事業内容にも独自性が求められます。

実際に日本酒のスパークリング事業で起業し、ビザを取得していた日本人の方の話なども耳にしたことがありました。

修士論文と並行して始めたインターン

まだ進路が決まっていない中、大学院生活がちょうど折り返しになる頃から私はお世話になっていた留学エージェントでインターンを始めました。

仕事内容は主に事務作業やサポート業務。

華やかな仕事ではありませんでしたが、現地で働く経験を積むことができました。

ただ、この頃は修士論文が佳境を迎えていました。

論文執筆。

データ分析。

アルバイト。

サッカー指導。

そしてインターン。

今振り返っても、かなりハードな生活だったと思います。

突然やってきたフルタイム勤務の話

そんな生活が数ヶ月続き、大学院生活も終盤に差し掛かっていました。

そんな中、思いもよらない話が舞い込んできます。

「フルタイムで働いてみないか?」

というお話でした。

仕事内容はもちろんスポーツの分野でもなく、留学エージェントでもなく、別事業の店舗マネージャーでした。

私にとっては完全に未経験の分野でした。

場所はロンドン。

留学エージェントのオフィスもロンドンにあり、同じホールディングス会社が運営する店舗でマネージャーを募集しているとのことでした。

正直、不安は大きかったです。

家族や周囲に相談すると、どちらかと言えば慎重な意見が多かったように思います。

それでも私は、

「こんなチャンスはなかなかない」

そう感じていました。

英語圏で働く経験。

未経験分野への挑戦。

マネジメント経験。

どれも自分を成長させてくれるはずだと思いました。

そして私は、この挑戦を受けることに決めました。

ロンドンへ

フルタイム勤務が決まり、急いで引っ越しの準備を進めました。

大学院生活を送っていたカーディフを離れ、ロンドンへ移動することになります。

新しい仕事。

新しい街。

新しい生活。

不安もありましたが、それ以上にワクワクしていたことを覚えています。

ただ、その頃はまだ修士論文も終わっていませんでした。

昼間は仕事。

夜は修士論文。

人生の中でもかなり忙しい時期だったと思います。

しかし、この決断がその後の人生を大きく変えることになります。

次回は、実際にロンドンへ移住し、未経験の店舗マネージャーとして働き始めた日々について書いていきたいと思います。

読者の皆様へ

私は「高校教員を辞めてイギリス大学院へ留学する、そして転職する」という、少し勇気のいる選択をしました。

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という方がいれば、ぜひお気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。

私自身、多くの方に支えられながら留学や転職という挑戦をしてきました。

このブログで紹介している経験が、皆さんの次の一歩のヒントになれば嬉しいです。

感想や質問だけでも大歓迎ですので、お気軽にメッセージをお送りください。

▼前回の記事はこちら

「修士課程修了!大学院生活を終えて感じたこと」

https://motokyouin.com/uk-master-degree-graduation-reflection/

▼次回の記事はこちら             

「高校教員を辞めてイギリス大学院へそしてロンドンで就職|期待と現実のギャップ」
https://motokyouin.com/london-job-first-day-reality/

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