はじめに
「教員を辞めたい」
「何かを変えたい」
そう思いながらも、なかなか一歩を踏み出せない。
そんな方も多いのではないでしょうか。
私自身、13年間高校教員として働きながら、
- このままで良いのか
- 自分の将来はどうなるのか
- この環境で成長し続けられるのか
と、漠然とした焦りを抱えていました。
その後、イギリス大学院留学、ロンドン就職、帰国後の転職活動を経て、現在はフルリモートでオンライン大学に勤務しています。
この記事では、私が教員から留学、そして転職を決意するまでの経緯を書いていきます。
教育現場で感じていた焦り
私は高校の体育教師として約13年間勤務していました。
担任業務、授業、サッカー部の顧問など、毎日忙しく働いていましたが、生徒との関わりには大きなやりがいを感じていました。
ただ、その一方で、
- 長時間労働
- 年功序列
- 曖昧な評価基準
- 公立学校教育の限界
- 学校外の世界を知らない不安
など、働けば働くほど行き場のない焦りのような感覚が強くなっていきました。
特に感じていたのは、「周囲との温度差」でした。
最初にその違和感を強く感じたのは、初めて採用されて赴任した学校でのことです。
私は、
「授業や部活動は、生徒に興味を持ってもらうために工夫するのが当たり前」
だと思っていました。
しかし実際には、何の工夫もない授業をただ淡々と行い、生徒に対して高圧的な態度を取る教員もいました。
最初は、
「自分は自分で頑張れば良い」
と思っていました。
しかし、徐々に仕事量も増え、部活後に遅くまで学校に残る日々が続き、気づけば余裕を失っていました。
「なぜこんな環境で働いているんだろう」
そう考えることも増えていきました。
それまで自分が勤務していた学校では、周囲の先生から学ぶことが多く、自分自身の成長も感じられていました。
だからこそ、この環境に対して、
「ここでは成長できない」
という感覚が強くなっていきました。
また当時は、授業づくりや部活動の指導でも思うようにいかないことが多く、自分自身の指導力の無さに悩む場面もありました。
そうした様々なことが重なり、
「このままで良いのか」
という焦りがどんどん強くなっていったのです。
留学を決意するきっかけ
留学を決意したきっかけは、海外でサッカー指導をしていた方のお話を聞いたことでした。
当時悩んでいた私にとって、その方の話はとても刺激的でした。
「海外に出れば、今の自分を変えるヒントがあるかもしれない」
そう直感的に感じました。
また、様々な文化や価値観に触れることで、もっと多角的に物事を見られるようになり、自分の指導にも深みが出るのではないかと思いました。
帰宅後、すぐに妻へ相談しました。
すると妻は、
「良いんじゃない?」
と驚くほどあっさり賛成してくれました。
今思えば、そんな簡単に決めて良い話ではなかったのですが……。
ちなみに妻も英語教員で留学経験があり、海外留学には比較的理解がありました。
最初は。
社会人留学の難しさ
実は、留学を決意してから実際に渡英するまでには約3年かかりました。
社会人留学には、本当に多くの壁がありました。
例えば、
- COVID-19(コロナ)
- イギリスのEU離脱
- ロシア・ウクライナ情勢
- 働きながらの英語学習
- 留学するタイミング
- ビザの問題
- 休職か退職か
- 家族への説明
- 海外生活への不安
など、挙げればきりがありません。
何度も、
「やっぱり無理かもしれない」
と思いました。
それでも少しずつ準備を進め、最終的にイギリス留学を実現することができました。
おわりに
今回は、私が教員から留学を決意するまでについて書きました。
次回は、実際にイギリスへ渡り、大学院生活や現地で感じたことについて書いていきたいと思います。
▼次回の記事はこちら
「高校教員を辞めてイギリス大学院へ|ビザ遅延と波乱の渡英初日編」
https://motokyouin.com/teacher-study-abroad-career-change/

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