高校教員を辞めてイギリス大学院へ|Pre-sessional Course編③ 銀行口座の開設

イギリス留学

留学初期に大切だと思うこと

私の留学生活は、前回からこのブログに登場している友人のJamilと出会ったことで大きく変わり始めました。

彼と過ごす時間が増えたことで自然と英語を使う機会も増え、完全に自信を失っていた私も少しずつ気持ちが上向いてきていました。

また、イギリスに来てまだ1〜2週間ほどでしたが、到着したばかりの頃と比べると、明らかに英語が口から出やすくなっていました。

最初の数日は、言葉を発しようとしてもスムーズに出てこなかったり、

「これで合っているのかな?」

という不安から反応が遅れてしまったりしていました。

しかし、毎日英語を使う環境に身を置くことで、少しずつそれも改善されていきました(リスニングは相変わらずダメダメでしたが…)。

英語学習のために海外留学を考えている方に、ぜひ覚えておいてほしいことがあります。

それは、

留学初期に、日本人以外の友人を1人でも作ることです。

もちろんネイティブスピーカーなら理想ですが、ネイティブでなくても十分です。

そして大切なのは人数ではありません。

挨拶をするだけの友人をたくさん作るよりも、一緒に長い時間を過ごせる友人を1人作る方が効果的だと思います。

例えば、

  • 一緒にご飯を食べる
  • 洗濯に行く
  • 買い物に行く
  • 自由時間を一緒に過ごす

そんな関係性です。

英語だけを使う環境を自ら作ってしまうことで、脳が英語を使うことに慣れていきます。

留学初期の英語環境への適応には、これはかなり重要だと今でも思っています。

私の場合は自分で作ったわけではなく、たまたまJamilが声をかけてくれました。

今思えば、本当に幸運だったと思います。

銀行口座の開設

Jamilとの出会いによって、英語を学ぶ環境としてはかなり良い状況ができつつありました。

地獄のようだったPre-sessional Course初日から考えると、留学序盤としてはかなり順調だったと思います。

しかし、海外生活はそんなに甘くありません。

授業や寮生活に慣れるだけで精一杯だったのですが、それ以外にもイギリスで生活するための手続きを進めていかなければなりませんでした。

その中でも、最初にかなり苦戦したのが銀行口座の開設です。

今振り返ると、自分でもっと事前に調べておくべきでした。

ただ当時は本当に余裕がなく、周囲の方に勧められるまま動いていました。

以前の記事でも書きましたが、私は大学の寮に入居した際、

「あなたの部屋はありません」

と言われてしまいました。

なんとか交渉した結果、2か月限定で部屋を使わせてもらえることになっていました。

そのため、2か月後までに新しい住居を見つけなければなりませんでした。

こちらがその時の様子を書いたブログ↓

ちょうどその頃に妻もイギリスへ来て一緒に暮らす予定だったので、タイミングとしては良かったのですが、この家探しも本当に大変でした。

→この話はまた別の記事で詳しく書こうと思います。

そして家を借りるためには銀行口座が必要でした。

さらに私もJamilも、母国の銀行口座からイギリスの銀行口座へお金を送金する必要があったため、銀行口座の開設は最優先事項でした。

当時の銀行口座開設の流れ

当時の流れは大まかに以下のようなものでした。

①大学から住所証明書を発行してもらう

②銀行へ行き、口座開設の予約をする

③予約日に窓口で口座開設手続きを行う

④キャッシュカードや通知が届き、利用開始

今見るとシンプルですが、当時の私にはかなりハードルが高く感じました。

正直、この一連の流れをJamilが一緒に手伝ってくれなければもっと時間がかかっていたと思います。

大学から住所証明書を発行してもらう

この手続きは非常にスムーズでした。

依頼した翌日には発行してもらえました。

海外留学生が多い大学だったこともあり、このあたりの対応は慣れていたのだと思います。

また、サマーバケーション中で学生が少なかったことも影響していたかもしれません。

銀行で口座開設の予約をする

知識も何もなかった私は、大学職員に勧められた銀行へ行くことにしました。

紹介されたのは以下の2つです。

どちらも隣町に支店がありました。

問題はそこまでの移動です。

なんと徒歩で片道45分。

往復で1時間半です。

当時は車もなく、

  • 電車
  • バス
  • タクシー
  • 徒歩

しか移動手段がありませんでした。

私もJamilも母国から持ってきた現金で生活していたため、できるだけ節約したく、徒歩を選んでいました。

今思うとよく歩いていたなと思います(笑)。

最初にLloyds Bankへ行ったのですが、うまく手続きが進まず断念。

最終的にSantander UKで口座開設を進めることになりました。

銀行ではアプリを使って予約情報を入力するよう案内されました。

当然、私は何を入力すればよいのかほとんど分かりません。

ここでもJamilが助けてくれました。

彼がいなかったら、予約の段階で詰んでいたかもしれません。

窓口で口座開設手続きをする

予約日に再び1時間半かけて銀行へ向かいました。

ここまでは非常に順調でした。

窓口でも無事に手続きが終わり、

「数日後にレターが届くので、その案内に従ってください」

と言われました。

私は

「これで終わった!」

と思っていました。

しかし、ここからが長かったのです。

レターが全然届かない…

数日で届くと言われたレターが、一向に届きません。

Jamilのところにも届いていませんでした。

不安になった私たちは、再び銀行へ向かいました。

もちろん徒歩です。

窓口で確認すると、

「大丈夫、大丈夫。ちゃんと手続きは進んでいるから、もう少し待ってね。」

という感じ。

結局、往復1時間半かけて銀行へ行き、窓口対応はわずか数分ということを2〜3回繰り返しました。

イギリスの夏は涼しかったですが、毎回汗だくでした(笑)。

日本の凄さを実感した瞬間

日本では郵便サービスをかなり信頼できますよね。

「○日に届きます」と言われたら、ほぼその日に届きます。

遅れる場合も連絡があります。

しかし、イギリスでは事情がかなり違いました。

イギリスにはRoyal Mailという郵便サービスがあります。

もちろん全てが悪いわけではありませんが、日本と比べると配達の遅延は珍しくありません。

届かなくてどこかにレターがいってしまうということもおきます、、、

日本で暮らしていた私にとっては、かなり衝撃的でした。

この時、

「日本のサービスって本当に凄いんだな」

と改めて実感しました。

実はこの後も、

  • Amazonの配送
  • 電車やバス
  • 家探し
  • 飲食店でのサービス

など、さまざまな場面で日本との違いを感じることになります。

この銀行口座開設は、その序章に過ぎませんでした。

海外に出ると異文化の良さを感じることもたくさんあります。

しかし同時に、日本の素晴らしさを再認識する機会も本当に多いと思います。

ようやく銀行口座が使えるように

結局レターが届くまでに10日以上かかりました。

しかも防犯対策のためか、レターは2通に分かれて届きました。

当時の私には意味が分からず、さらに混乱しました(笑)。

そしてようやく銀行口座が利用できるようになったのですが、そこで新たな問題が発覚します。

オンラインバンキングの設定です。

結局、オンラインバンクが使えるようになるまで、最初に銀行へ行った日から約3週間かかってしまいました。

銀行口座を作るだけで3週間。

当時は本当に焦りました…。

今なら私が選ぶ方法

今だから分かりますが、現在のイギリス留学ではオンラインバンクや便利な海外送金サービスが非常に充実しています。もし私が「今の知識を持った状態」でもう一度プレセッショナルコースからやり直すとしたら、間違いなく以下の手続きを日本にいるうち、あるいは渡航直後に行います。

当時、無知だった私は実店舗のある銀行にこだわり、3週間という貴重な時間と往復1時間半の体力を無駄にしてしまいました(笑)。

もし、これからイギリスに渡航される方、あるいはプレセッショナルコースを控えている方がいれば、私のように地獄の銀行開設ループにハマる前に、以下のサービスを準備しておくことを強くおすすめします。

① 最安・最速の海外送金「Wise(ワイズ)」 イギリス留学生のほぼ全員が使っている必須サービスです。日本にいるうちにアプリで口座を開設でき、日本円からポンドへの両替・送金手数料が日本の銀行を使うより圧倒的に安いです。私の当時の「3週間の苦労」は何だったのかと思うほど、現地での生活費の移動がスマホ一台で一瞬で終わります。

👉 [【手数料がお得になる】Wise(ワイズ)の無料登録はこちら

みなさんはぜひ、次世代サービスを賢く使って、私のような「銀行口座開設の地獄の3週間」をスマートに回避してくださいね!

最後に

英語には少しずつ慣れてきていたものの、銀行口座の開設だけで3週間近くかかり、私は早くもイギリス生活の洗礼を受けていました。

そんな中でJamilは、ただの友人ではなく本当に私を支えてくれる救世主のような存在でした。

英語の勉強を手伝ってくれただけでなく、銀行口座の開設や生活面での手続きもサポートしてくれたおかげで、私は何とかイギリスでの生活をスタートさせることができました。

そして次に待っていたのは、さらに大変だった「家探し」です。

妻が渡英するまで残された時間は残り1か月。

果たして無事に住む場所を見つけることができたのか――。

留学や転職について悩んでいる方、社会人留学に興味がある方は、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。

私自身も多くの方に支えられながら挑戦してきました。私の経験が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

▼前回の記事はこちら
「Pre-sessional Course編②」
https://motokyouin.com/teacher-study-abroad-uk-presessional-2/

▼次回の記事はこちら                                      「Pre-sessional Course編④|波乱の家探し」
https://motokyouin.com/uk-study-abroad-house-search-1/

コメント

タイトルとURLをコピーしました