はじめに
イギリスに留学してから最も困ることの一つが「家探し」です。
なぜそんなに困るのか。
本当にたくさんの理由がありますが、一番の理由は「日本の家が快適すぎるから」だと思います。
私はこの時、2か月後にイギリスへ来る妻と一緒に暮らすための家を探さなければなりませんでした。
しかし、初めての海外生活。銀行口座の開設にも苦戦している中での家探しは想像以上に大変でした。
今回は、そんな私のイギリスでの「初めての家探し」についてお話ししたいと思います。
初めてのイギリスでの家探し
イギリスで家探しが難しい理由
イギリスでの家探しが大変な理由はいくつもありますが、主に以下のようなことが原因として挙げられます。
※あくまで地域差もあるため、私の経験談として参考にしてください。
そもそも家が足りていない
これは地域にもよると思いますが、イギリスは人口が増加している国です。
要因の一つとして移民の受け入れがあります。
つまり、人口の増加に住宅供給が追いついておらず、家探し自体が構造的に難しくなっています。
留学生は家を借りづらい
留学生にもさまざまな方がいますが、基本的には「あまりお金を持っていない層」と見なされがちです。
そのため、貸す側も家賃未払いなどのリスクを避けるため、留学生を敬遠するケースがあります。
その結果、
・銀行口座の残高証明
・家賃の一括前払い
などを求められることが珍しくありません。
家賃が日本より圧倒的に高い
今でこそ日本の都市部も家賃が上がっていますが、それでもイギリスと比べると安い方です。
また、日本は比較的安価でも綺麗な物件が多くあります。
しかしイギリスで日本と同じレベルの住環境を求めると、3〜4倍、場合によってはそれ以上の家賃が必要になることもあります。
フラットシェア(シェアハウス)が一般的
単身留学生であれば多少不便でもシェアハウスで生活できます。
しかし私は妻と暮らす家を探していました。
そのため、基本的にシェアハウスは選択肢に入れられませんでした。
ある程度綺麗で設備も整った部屋を探す必要があり、家探しの難易度がさらに上がりました。
契約期間が長い
イギリスでは半年〜1年以上の契約が一般的です。
一見すると安心に思えますが、実はそうでもありません。
イギリスでは近隣トラブルや騒音問題も珍しくありません。
もし住み始めてから問題が発覚しても、簡単には引っ越せないのです。
さらに家賃を一括払いしていた場合、大きな損失にもなります。
このような理由から、家探しは慎重にならざるを得ませんでした。
こうして振り返ると、イギリスでの家探しは本当にハードルが高かったなと思います。
不動産屋さんを訪れて知った衝撃の事実
早急に家を探す必要があったため、「まずはどんな感じか見てみよう」ということで、友人であり救世主でもあるJamil(ジャミル)と一緒に家探しへ向かいました。
私が通っていた大学と大学寮は、ウェールズの首都カーディフから電車で15分ほど離れた場所にありました。
大学周辺で探すことも考えましたが、買い物できる場所が少なく、車がないと生活しづらいエリアでした。
私は45分くらい歩くのは平気でしたが、さすがに妻を毎日歩かせるわけにはいきません。
妻とも相談し、カーディフに近い利便性の高いエリアで家を探すことにしました。
右も左もわからない状態でしたが、とりあえず不動産屋へ。
そして、そこで衝撃の言葉を告げられます。
「部屋を借りるにはGuarantor(身元保証人)が必要です」
頭の中が一瞬で「?????」になりました。
さらに詳しく話を聞くと、保証人が用意できない場合は家賃を半年分一括払いしなければならないとのことでした。
しかも保証人の条件が非常に厳しかったのです。
・イギリス国内に居住していること
・一定以上の年収があること
・収入証明を提出できること
留学したばかりの外国人に、そんな保証人になってくれる知人がいるわけがありません。
心の中で盛大にツッコミを入れました。
しかし、これがイギリスのルールです。
どうすることもできませんでした。
幸い、妻と二人で留学に向けてしっかり貯金していたため、家賃を一括で支払うこと自体は何とか可能でした。
それでも、
「本当にそんな大金をまとめて払うのか…」
と思うとかなりの衝撃でした。
正直、この時は留学生活の厳しさを改めて感じました。
こうして私たちの本格的な家探しがスタートしたのですが、ここからさらにイギリス留学の洗礼を受けることになります……。
最後に
今回は、イギリス留学初期の大きな壁だった「家探し」と「保証人・家賃一括払い問題」についてお話ししました。
日本では当たり前にできることが、海外では当たり前ではありません。
銀行口座の開設に続き、家探しでも日本との違いに何度も驚かされました。
しかし、本当の苦労はここからでした。
次回の「波乱の家探し②」では、実際に物件の内見を始めた私たちが直面した、イギリスならではの住宅事情や衝撃の物件との出会いについてお話しします。
どうぞお楽しみに!
読者の皆様へ
私は「高校教員を辞めてイギリス大学院へ留学する」という、少し勇気のいる選択をしました。
もし今、
・留学に興味がある
・転職を考えている
・教員として今後のキャリアに悩んでいる
・海外での生活や働き方に興味がある
という方がいれば、ぜひお気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。
私自身、多くの方に支えられながら留学や転職という挑戦をしてきました。
このブログで紹介している経験が、皆さんの次の一歩のヒントになれば嬉しいです。
感想や質問だけでも大歓迎ですので、お気軽にメッセージをお送りください。
▼前回の記事はこちら
「Pre-sessional Course編③」
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